耐震基準

建物が地震に耐えられる性能の基準のこと。
地震に強い建物の調査や研究が始まったのは1891年に起こった濃尾地震がきっかけ。

1950年の「建築基準法制定」で鉄筋コンクリート造や木造の耐震規定に大きく影響。
全国の建物に耐震設計が義務づけられた。

1923年に起こった関東大震災の翌年に改正された建築基準法の原型といえる「市街地建築物法」で、鉄筋コンクリート造の建物や木造の住宅の地震に対する規定が組み込まれた。

トランクルーム(とらんくるーむ)

トランクルーム(とらんくるーむ)の意味・解説

さしあたって使用しない家財・家具などを保管する倉庫。

戸袋(とぶくろ)

戸袋(とぶくろ)の意味・解説

雨戸を収納するスペースのこと。

飛石(とびいし)

飛石(とびいし)の意味・解説

庭や路地などにおいて、歩行用に配置された石のこと。ぬかるみを避けて通れるなどの実用面もあるが、どちらかというと景観の美的効果を目的として設置される。

トップライト(とっぷらいと)

トップライト(とっぷらいと)の意味・解説

天窓のこと。

土地値(とちね)

土地値(とちね)の意味・解説

土地の値段(価格)のこと。一戸建て住宅の価格は、土地と建物の両方の価格から成っている。中古住宅において、建物は使用できるものの、老朽化しているために価格に建物の価格を反映させず、土地の価格のみで販売するケースもある。

特定行政庁(とくていぎょうせいちょう)

特定行政庁(とくていぎょうせいちょう)の意味・解説

建築確認や違反建築物に対する是正命令など、建築行政全般をつかさどる行政機関。建築主事を置く市町村の区域ではその長を、その他の市町村の区域では都道 府県知事を特定行政庁という。人口25万人以上の市は、その長の指揮監督の下に必ず建築主事を置かなければならない。人口25万人未満の場合は、都道府県 と協議して決める。特定行政庁には建築基準法に関するすべての事務を扱う「一般特定行政庁」と、一部の事務に限定された「限定特定行政庁」がある。

通し柱(とおしばしら)

通し柱(とおしばしら)の意味・解説

多層階建ての建築物の構造柱のうち、2層以上の階にまたがって設けられて柱のこと。

登記の公信力(とうきのこうしんりょく)

登記の公信力(とうきのこうしんりょく)の意味・解説

登記上の表示を信頼して不動産の取引をした者は、たとえ登記名義人が真実の権利者でないような場合でも、 一定の要件のもとでその権利を取得することが認められることをいう。 わが国では、登記の公信力を認めない。したがって、いくら登記名義人が真実の所有者と思って、 その者から不動産を買い受けたとしても、真の所有者からはそれを取り上げられることになるので、 不動産の取引では、登記簿を閲覧するだけでは不十分ということになる。これに対して、 動産では占有に公信力が認められるから、売主の所有と信じた買主は、そう信じるについて過失がなければ、 真の所有者がほかにあっても、その動産の所有者となることができる(民法192条)。

登記済証(とうきすみしょう)

登記済証(とうきすみしょう)の意味・解説

登記完了後、登記原因証書または申請書副本に登記官が登記済の旨の記載をして、登記権利者に返還する書面。この登記済証を所持していることで正式な権利者 と推測される。次の移転登記の際には、この登記済証を提出する。登記済証は紛失しても再発行されず、その場合は保証書で代用する。

登記所(とうきしょ)

登記所(とうきしょ)の意味・解説

法務局・地方法務局・その支所・出張所の通称名。不動産等の所在地によって登記を扱う登記所が決まっている。

登記権利者(とうきけんりしゃ)

登記権利者(とうきけんりしゃ)の意味・解説

 

登記によって直接利益を得るもの。不動産売買による所有権移転登記における《買主》。

登記義務者(とうきぎむしゃ)

登記義務者(とうきぎむしゃ)の意味・解説

登記によって直接不利益をうけるもの。不動産売買による所有権移転登記における《売主》

天袋(てんぶくろ)

天袋(てんぶくろ)の意味・解説

和室の押入上部にある高さ40~50cmの収納スペース。高い場所にあるため、ほとんど日常的に使わないものの収納場所。日本の住宅には,便利な収納スペース。

登記原因(とうきげいいん)

登記原因(とうきげいいん)の意味・解説

登記を必要とする原因となる事実のこと。建物の表示登記は新築が、所有権移転登記は売買や相続・贈与等が、抵当権設定登記では金銭消費貸借等が登記原因となる。登記原因は登記簿に記載される。

テラスハウス(てらすはうす)

テラスハウス(てらすはうす)の意味・解説

連棟式住宅(簡単にいうと長屋のようなもの)の一種。長屋といっても、今風のおしゃれな造りになっている。各住戸が2階建てで、専用の庭(テラス)が付いている。隣家とは壁でつながっているが、専用の庭を使えて一戸建て気分を味わえるのがテラスハウスの長所。

テナント(てなんと)

テナント(てなんと)の意味・解説

英語で借家人、借地人などの賃借人のこと。日本では一般的に店舗・事務所などの賃借人のことをいう。

手付(てつけ)

手付(てつけ)の意味・解説

売買、賃貸借等の契約に際し、当事者の一方から相手方に対して交付される金銭その他の有価物をいう。 手付には、契約の成立を証する証約手付、手付を交付した者はそれを放棄し、 相手方はその倍額を償還して契約を解除することを認める解約手付、 手付額を債務不履行の場合の損害賠償額の予定または違約罰とする違約手付がある。 どの手付であるかは当事者の意思によって決められるが、いずれの場合にも、証約手付の意味がある。民法は、当事者の意思が不明のときは、解約手付と解する こととしている(民法557条)。 宅建業者が売主として受け取る手付は解約手付である(宅建業法39条2項)。 なお、契約の際内金と表示されても解約手付と解されることがある。手付金は、 契約が約定どおり履行されるときは、一部弁済として取り扱われることとなる。

滌除(てきじょ)

滌除(てきじょ)の意味・解説

抵当権付き不動産を買った第三取得者が、銀行(抵当権者)に[[競売の相場金額]]を提示して、この金額を支払うから、抵当権の抹消を要求すること。応じ た場合、抵当権は抹消し、被担保債権額に満たない、残った債権は、担保のない債権となる。応じない場合は、銀行が、増価競売にかける。第三取得者が提示し た、金額より、1割高で落札できなかった場合は、銀行が、第三取得者が提示した金額の1割高で買い取らなければならない。

定借バンク(ていしゃくばんく)

定借バンク(ていしゃくばんく)の意味・解説

地方公共団体等の公的機関が定期借地推進の為に設立する情報収集機関。今後国土交通省は補助金等の支援策を決め全国的に展開していく方針のようだ。